初めましてMD Sports Support 代表の村上成道です。
RAYは、アスリートをサポートしている中でアイデアとして誕生しました。アスリート、特に世界レベルのアスリートの動きは美しく、その立ち姿もまた同様に美しいものです。では、なぜ彼ら彼女らの動きは美しいのでしょうか?私は多くのアスリートを評価し、治療し、ケアを行う中で、一つの共通点に気づきました。それは、そもそも立っている姿が美しいということです。しかし、彼ら彼女らの立ち姿も、いつでも美しいわけではありません。成績が良い時の方が、特に美しいのです。成績が良いから堂々としているだけだろうと思うかもしれませんが、私がその違いを感じるのは試合の前日です。前日の佇まいを見て、「ああ、きっと明日は良い結果が出るな」と感じるようになりました。何度も身体のケアをし、試合に臨む経験を繰り返す中で、私はあることに気づきました。結果が良いとき、そして佇まいが美しいときは、体が自由に動く状態である、ということです。
これが当たり前に感じられるかもしれませんが、人間の体には多くの関節や筋肉があり、左右対称というのは非常に難しいことです。すべての関節や筋肉が左右差なく同じように動く状態は、まさに奇跡に近いものです。私の長いスポーツサポートの経験でも、完全に左右対称な状態を見たことは数えるほどしかありません。しかし、それに近い状態を作り出すことは可能です。関節の動きや筋肉の張り、左右の差を、ベストの70〜80%の状態に保つことは、ケアやエクササイズを通じて実現できます。そして、この状態を可能な限り維持する努力を続けると、新しい次元の体の使い方が見えてきます。立ちやすく、座りやすく、屈みやすく、そして歩きやすい体の状態です。
そうです。RAYが目指しているのは、この「動きやすい体」の状態です。この状態は、一度体験してみないとその良さを実感するのは難しいかもしれません。しかし、一度「これがその状態か」と理解できれば、それを繰り返すことで、動かしやすい体を手に入れることができます。また、仕事や日常生活で疲れたときにも、戻るべき「基準点」が分かっていることは、精神的にも非常に安心感を与えてくれるはずです。ぜひ、皆さんもこの世界を一度体験してみませんか?
MD Sports Support 代表 村上成道